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…
あぁ
恋人同士だ。
男が何気にに女の肩を引き寄せた。
女は、待ってましたと言わんばかりの含み笑顔で身体を捩らせ、男にしがみつく。
触れ合う唇と唇。
男のゴツゴツとした骨を象徴している手は、ゆっくりと女の上から攻めていき、徐々に下を弄り始めた。
部屋全体が曇りそうな程に、2人の息遣いが激しくなっていく。
男は女を弄りながらも、ふっと気がついたのだろう。
部屋の灯りが消され、視界が真っ暗になり、ベッドの軋む音と激しい息遣いだけが僕に余韻を残す。
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