瑞樹

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「今日のテレビ超~怖かったね~」 間ののびきった口調で美姫が話す。 大学の合コンでうっかりお持ち帰りして2ヶ月。とりあえず、彼女もいないし、もめるのも面倒くさかった俺は美姫と付き合っている。 「ねぇ~みぃ~く~ん。美姫お腹すいちゃった。なんかぁ作ってぇぇぇぇ」 俺はため息をつくと無言で立ち上がる。 美姫は何も出来ない。 馬鹿だから。
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