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「そこの君~~ちょっと上着貸してくれない~?」
「へっ?別にいいですけど、どうしてですか?」
全く意味がわからない・・・
いきなり現れたショートカットの少女が上着を貸せってどういうことだ?
組章を見る限り3-2と書いてあるから先輩なんだろうけど・・・
「いいから、いいから」
「へっ?へっ?」
その少女は半ば無理矢理俺の制服の上着を奪い取った。
その瞬間
ダッ
その少女はいきよいよく走り出した。
「あっまてっ・・・」
ますます意味がわからない
俺はその少女の後を追いかけたが
「はぁっはぁっ・・・くそっ」
「どこいったんだ・・・」
結局彼女を見つけることはできなかった。
「明日制服どうしよう・・・」
気づいたら空は薄暗くなっていて俺は一人立ちすくしてしまっていた。
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