-晴れのち、雪-

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隼人クンと アドを交換して 家に帰った。 あの後教室に 行きたくなかった。 マンションに着いた。 「ただいま-…。」 ………シーン……… ハァ。 私に「おかえり」 って言ってくれる人なんて いないんだよね…。 『なんでこの子が生まれてきたの!?』 『こんなヤツ死んじまえばいいのに。』 『死ね。消えろ。キモい。』 ――…やめてっ!! 『ゴミ女』 ………やだっ!! 『あんたなんて…いなければいいのよ!!』 ……いや!! ごめんなさい…。 ごめんなさい…。 ハッ 寝ていたようだ。 時刻は8時。 ご飯を作る。 すると 隼人クンからメールがきた。 ――――――― From隼人 よっ!! これからよろしくな 明日また屋上に 来れるか? ―END― ――――――― 行けるよ、と 返信した。 …隼人クン、 私がいじめられてるって 知ったら… 軽蔑するだろうな。 そもそも このいじめの原因は 小さな物だったのに……。
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