-いつもの日常-

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Side里緒 あぁ… また 朝が始まったんだ… 朝が来るたび 嫌な気分だなぁ…。 そう 思いながらも 学校へ 行く支度をする。 神谷 里緒-カミヤリオ- ごく 普通の高校1年 ご飯をたべ、 学校へ向かう。 あぁ、今日も始まる。 悪夢の 1日が。 瞼をとじ 深呼吸して 校舎へ 入る。 また深呼吸して 下駄箱を開ける。 !! 里緒「シューズ…ある」 シューズを覗く あぁ、やっぱりそうか…。 紙切れが一枚、 そして シューズの中から たくさんの 画ビョウ。 紙切れには 『キモい。学校くんな。消えろ。死ね』 -…なんて人達なんだろう。 様々な感情が 私の心で渦をまく。 なぜ、私が? …なんで、こんなに涙が溢れるの? 独りは慣れてる。 親に捨てられ また 学校にも 見捨てられた。 先生、気付いてるよね? どうして…? どうして、こんなに苦しいの? 助けて… 助けて… しばらくそこから 動き出せずにいた。
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