死んだ魂

11/41
前へ
/41ページ
次へ
女性は一つ提案した。 「私の力を使い、思い出してみますか?」 「力を使うというと?」 「ただ頭に手を触れさせていただければよいのです。」 「何も起こらない?」 「はい。思い出すだけならば。」 そういうと女性の左手が頭に触れた。 ビクッとした後― 意識というのだろうか、ぷつりと切れた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加