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「死ねこら!」
貴也は背中に隠していた鉄パイプで赤いリーゼントの男の顔面を殴りつけた。
赤リーゼントは顔を抑えてその場にうずくまった。
「その辺にしとけ」
慎二は貴也の手をつかんだ。
「俺に喧嘩売ろうなんざ10年早ぇんだよ!」
貴也は赤リーゼントのわき腹をけった。
赤リーゼントは仰向けになって倒れた。
「・・・おぼえてろ。てめえら、タダじゃおかねえぞ」
「うるせえ!」
貴也がすかさず赤リーゼントの顔面を蹴り飛ばした。
「貴也!もうやめろ!」
慎二は貴也の腕を強引に引っ張った。
2人はうずくまっている赤リーゼントを置いて盗んできた赤い原チャリにのった。
もちろん2ケツだ。
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