新撰組の生涯を見届けて

☆第一部 夢☆

……………

…………お。

…し…お…

…ん?何…?

…詩緒…せ…ん

え?誰?

…新…撰…組…

しんせんぐみ?幕末の?

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『あ…』
そこで、夢は途切れた。

(また、同じ夢?でも、前の時と少し違ったような?)

『そういえば、しんせんぐみ?』

(幕末時代にあった組織の名前だよね?)

『うーん。気になるから図書館にでも行こ。』

16歳の椿 詩緒(つばき しお)は、夢で聞いた「新撰組」について調べることに。

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詩緒
『あった、これかな?“新撰組について”?』

詩緒は、日本史は興味があるが、“新撰組”については、あまり詳しくは無い。

詩緒
『ん?新撰組になる前は“壬生浪士組”っていってたんだ。』

詩緒は、この本を読んで、“新撰組”について、興味をもった。