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[プロローグ]DE
遠い国に
約束ある
人がいました…
君は
そんな私の手を
思い切り引くみたいに
でも俺だってさ…
幸せにするなんて
言えないけど
俺じゃ駄目?…って
なんだか泣きそうに
言いました…
何もいえないけど
好きでいさせてって…
お前を自分のものに
するのは夢だって…
なんも飾らないで
胸が痛いくらいに
真っ直ぐに
ぶつかってきてて
なんだか眩しく思った…
君と関係なく
駄目になった事に
なってたけど
本当は
その時
すでに
心は決まってたの
君と
一緒にいたくて…
幾度か季節を越え
いまこうして
いること…
君と
出会った事…
多分偶然じゃない
多分こういうの
略奪って呼ぶのかも…
心奪われた…
絶対そんな事
言わないけど…
私が
子犬にかみつかれた
そんな日の記憶…
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