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「ん、ンーー…ッと、雄馬か。おはよう、相変わらず早いな」
扉の音に気付いた真貴也は、上半身を机から起こし、大きく伸びをして振り返った。雄馬はなんと反応すれば良いのか判らずに、軽く手を挙げることしか出来なかった。
「早起きなんてするもんじゃないな。眠たくて眠たくて、欠伸が止まら…ファ~…」 と言葉の途中で真貴也は大きく欠伸をする。
「…珍しいな、お前が一番なんて」
「まあな。柄にもない事するから、ほら、今日は大雨に雷まで降ってらぁ」
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