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ー静寂を破ったのは、ドスのきいた男の笑い声だった。 ???「ふふっ、ふはははは!!」 「これでこの国は…世界は…我らのものだぁ!」 ???「…嘘だろ?」 「嘘だっていってくれよおおぉぉ」 ???「貴様も終わりだ…。」 装備された兵器が跪く男に向けられる。 ???「フッ、もうなす術なしか。」 俺は何もかも失った絶望感に苛まれ、後悔の笑みをこぼしてしまう。 全てが終わる。 そう思うと、眩暈がしてくる。 それが何故か心地よくて、奴が引き金をひく前に俺は倒れてしまっていた。 残されたのは組織の望んだ世界。 この時を境に、日本という国は永久に幕をおろすことになる。
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