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優人兄さんをボコボコにした帰り、みんなと一緒に部屋へと戻って寝ようとした時、
「優馬、ちょっといいかしら?」
「えー……今現在非常に眠いんですが」
「いいから!」
半強制的に早波に声をかけられ立ち止まる。
空花も話に参加するようで同時に立ち止まった。
昴を含むクラスメイト達が部屋へと戻って行き、俺と早波、そして空花だけが廊下に佇む。
「それで話って?」
「あのね、優馬にしか頼めないんだけど……」
俺の問いに空花が反応する。
……俺にしか頼めない事って何だろ?
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