SCENE 76 Never Ending Story

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カシャッ。カシャッ。 「お~。お兄ちゃん、すごーい」 「優人。優馬の雄姿(笑)、録り逃すんじゃないわよ。くく……」 「了解!!」 「今だけ誰か代わってお願いします」 後ろを振り返り声を上げるも、誰の耳にも届かず、爆笑するクソババアと面白がる兄、純粋に尊敬してるのが余計に心にくる妹の前を抜けた。 「……後で絞めましょうね、あの子ったらフフ……」 ……俺、声にだしてないんだけどなぁ~。 ――……。 「あら優馬くん。立派ねー」 「本当だね」 今度は空花のご両親。……知り合いに会うなぁ、もう!!花道だから当然なんだけど!!
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