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「うん。まず美久、今日はクラス会するので遅くなります。そして夏歩ねぇ、そんな日は二度と訪れません」
「「うんって事は賛成って事!?やったー!」」
「最初の二文字だけしか聞こえてない!?」
「ジャレてないで行くわよ、昴」
「「あっ、早波さん(ちゃん)!!」」
「……何です?」
「「!!昴にぃ(すーくん)は私の物でもあるからね!!」」
「……違います」
そう返すと、早波はそっと昴の右腕を抱き寄せ、
「昴は、その……私だけのもの、ですから」
『!!』
突然のデレに昴の姉妹、そして周囲がざわつく。
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