SCENE 76 Never Ending Story

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「ほ、ほら行くわよ!!夏歩さんも美久ちゃんも、また!」 「「……」」 まさか、そう宣言されると思っていなかった姉妹は、そのまま固まっていた。 「……さ、早波?」 「……」 「早波?」 「な……」 「えっ?」 「何やらせんのよこのバカぁぁぁぁ!!」 「げげっちょおっ!!?」 強がりで我慢していたツンデレが大爆発し、昴はいつも以上に凄惨な目に遭った。 「おーい、早波姉ぇー」 「えっ?」 「え?」 聞き慣れない声、聞き慣れない呼び名に振り向くと、前方に俺らより2~3ぐらい年下の少年が。
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