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「覚えてるよー。その時に優馬が言ってくれたことも」
「……なんだっけ?」
「ほほーう、覚えていないフリをするなんて……私の口から言わせたいのかな?」
「やめてごめんすみませんアイムソーリー!!」
空花の目が悪戯っ子の眼をする、やめて!後悔はないけど恥ずいの!!
「ずっと……ずーっと側にいてくれるんだよね?」
「ぎゃあぁぁ……!!」
一言一句違わずに言いきりましたどすえ、この娘っ子!!
「へへー。……うん、忘れないよ。ずーっと」
「忘れて……」
「やーだ。この言葉、ずーっと大切に抱き締めていくもん♪」
「……はぁ」
恨むぞ、四年前の俺。
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