始まりは血

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透「こんなちゃっちい倉庫?」 私達ずいぶんナメられたもんだな。 Rio「早く殺そ♪」 ありえないぐらいの童顔なRioが言うと 背筋が凍る 透「Rio怖い(笑)」 私は髪をかきあげて 太ももにセットされた拳銃を引き取った Rioと二人で入口を囲み、 合図をする すると同時に倉庫のドアを打ち破った。 Rio「なーんだ、ボッローイ」 「誰だ!」 ゾロゾロといかにもヤクザですと言わんばかりの奴らが奥から出てきた。 透「ざっと、50人ぐらい?」 Rio「あたしが30人で透子が20人ね」 透「逆だろ?」 「なーに話してんだよ、お嬢ちゃん二人よー、」 「そこの姉ちゃんなんかガリガリじゃん」 透「はぁ?!」 Rio「落ち着け透子。」 透「てめぇら死ぬ覚悟で言ってんの?」 Rio「透子!」 勝負事は、 挑発に乗った方の負け いつしかボスから聞いた言葉
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