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「あぁ、最初の掴みがイマイチだったな。もうちょいあそこで………」
「あんたさっきから何ブツブツ言ってはんの？」
「いや、さっきの自己紹介の所で笑いがとれたのかと思って………」
「何言うてねん？あんたのボケ全然受けてなかったで」
「………」
グスッ
「あぁ、ごめんごめん。皆ごっつ笑っとったで」
「ホント？」
「ホントやって、だから読者の皆に自己紹介せなあかんで」
「そうだな。ここは主人公としての意地をみぢてばばれば」
「えっ！？今なんて？」
「………」
グスッ
「もおええわ。ウチがしたる」
「はじめまして………。でもないな。
ウチが２年４組 愛川 えみ
まぁ、関西にちょっといて、若干関西弁な所があんねん
ポジションはツッコミやな。よろしく」
「そんで、このさっきから泣きまくってんのが、ウチの部活の部長の真打 池流（ まだいける）変わった名前やろ。同じ２年４組で席は隣や。ポジションはボケやと思う」
「そんでもう一人。さっきからいるんやけど、この無口君が笑井 秋田（わらいあきた）こいつも変わってるやろ。ちなみに同じクラスの席はウチの後ろや。ポジションは………」
「まぁこの辺でええかな。と言うことで次のページから始まるさかいちゃんと見てな」
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