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少し明るいロングの髪、だからって傷んでなくてすげぇ綺麗で目鼻立ちをはっきりしてる。
通りでみかけたら声かけたくなっちゃうくらいのいい女。
だけど…その挙動不審…どうなの?
「ま~ま」
それと、このちっこいの。
それだけで魅力半減だな。
そんな事を思っている俺の手に乗っかる物、その感触に目をやる。
「へ?」
間抜けな声で女に目線を戻すとまだ俯いてる顔。
俺の手に乗っかるそれはフルフルと小刻みに揺れていた。
「あの…」
「はっ!はい!」
返事をした女が顔をあげてまた赤くなる。
「なんで…手?」
俺の手の上に乗っかる白くてか細い手は小刻みに震えていた。
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