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もう会わないと誓った。
それでも俺を忘れてほしくなくてネックレスをつけた。
好きでもない奴からの独占欲を渡されても嫌なだけなのは分かってる。
だからあれが俺からのプレゼントなんて口が割けても言えない。
はぁ…
何してんだろ…俺…
そんな事を考えているうちにあっという間に家の前。
ドアを開けると暗い部屋。
前なら泣く声が聞こえるのに今は聞こえてこない。
静寂の中を2つの寝息が聞こえる。
泣いてて欲しかった訳じゃない。
だけど少し寂しい気持ちになった。
あの頃と違う状況が時の変化を物語る。
暗がりの中をボンヤリと見えてきた目で部屋を確認すればベッドの下には布団が敷かれていてそこに2人の顔が並んでる。
ベッドで寝ればよかったのに…
そう思いつつもフラフラとよろめきながら服からスウェットに着替える。
、
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