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まあ、なんとか今日乗り切って明日社長に部屋が狭いと言って出てってもらえばいいか。
は~だるい。
ノソっと立ち上がり玄関の方に進む。足取りは最高に重い…
玄関に立ち尽くす2つの影。
「狭いですけど、どうぞ。」
そう言うと深くお辞儀をして
「お邪魔します。」
と言って靴を脱ぐ三上さん……と靴を脱がされるその娘。
俺はベッドに腰掛けてその2人を見つめた。
三上さんはテーブルを挟んで俺の対向かいに正座して座る。
「改めまして、三上愛理と娘の雛です。」
深々とお辞儀をした。
「俺は溝川祥です。」
俺もお辞儀をする。
「……」
「……」
この沈黙嫌だな~
、
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