序幕:出逢いとは、必然に

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そんな怒号と同時に、スパーンと襖が開き、忍者装束を纏った忍者(?)っぽい人が入ってきた。 「朝っぱらからドタバタドタバタうるっさいんじゃボケ!頭にガンガン響くから!二日酔いで頭痛いんだよ俺は!」 頭を抱えるようなポーズをして、謎の男はギロリと馬鹿二人を見た。 「まーたあんたらですかィボケコラカス!」 一体この男は…? 「あ──っ!酷いなぁ山崎さんったら!ボケコラカスは土方さんでしょう?」 そう言って歳三を指差す総司。 そんな総司の人差し指を歳三は掴むと…… ──ボキッ 「んぎゃあぁあぁぁぁぁあっ!!!!!!!!」 ・
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