拓司の過去

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  『カチカチ……ブ…ブブブッ…!!』     「!! やっ、あぁあ…やめてっ…いっ、いやぁあ」     感じているのだろうか。拓司は、身体をよじらせる。    それを見た3人の兄たちは満足そうな顔をした。   「これで、たくちゃんは、本格的にオレたちと遊べるようになったね」   「ああ。もう少ししたら、拓司を連れて何泊か旅行に行こう。 親父たちがいない方がいい」   「そうだな」       拓司は、ローターの刺激に白濁を吐き出していた。       再び、違う場面に切り替わり、今度は、拓司は高校生になっていた。     「お願い…もう許して。 このままじゃ、僕は、恋愛も結婚も出来ない」   拓司の自室で、制服を着た拓司の前には、スーツ姿の龍巳がいた。     「何を言うんだよ?たく。お前さもう女は恋愛対象にはならないよ。 試してみ?エロ本見て興奮するか?」   「!! 龍にぃ…」     「解ったか? ほら、たくは桃ちゃんで感じるだろ?男でありながら、女の部分もあるんだよ。だから男しか好きにはなれない!」   拓司は、ガックリと肩を落とす。なんとなく解ってはいたけれど…     「龍にぃ…」   「たく、大丈夫。そんな形の恋愛もある」   龍巳に抱きしめられる拓司。     「…はっ!!」   彼は、そこで目が覚めた。     
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