拓司の過去

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  寝汗をかき、鼓動が速い。自宅マンションのベッドだ。      「夢か…」     時計を見ると朝の7時。ちょうど日曜日だった。     「良かった…こんな気持ちで、皆の前には立てない」      昨夜シャワーを浴び、そのままなので髪は、流さずそのまま。パジャマ姿だ。     「…とにかく、シャワーを浴びようか」     拓司はトイレに行ってから、シャワーを浴びる。     「はぁ…なんてことだ」     なんと、拓司の欲望が反応し、彼の蕾の部分がうずいてきたのだ。     「…っ、私をこんな身体にした3人… 両親には本当に感謝しているが、兄たちにはっ…」   拓司は、目をギュッと閉じる。     バスルームから出ると、バスタオルを体に巻き、ベッドに戻る。   ごそごそと、小さなバッグから何かを取り出す。     それは、大人の玩具、バイブだった。  
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