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え?なぜ上半身が飛んだのに奴が立ち去ったのが分かったかって?
それはどこからか声が聞こえたからだ。
「あなたはこの暗黒の世界を救う人間になれるだろう。何がしたい?」
「奴を…奴を…殺し…たい…。」
上半身だけになった俺はしゃがれた声でそう答えるとその謎の人物はこう言った。
「ならばこれを持て。」
一つの剣が勢いよく野外に広がる空から地面に突き刺さる。
「こ…れ…は?」
「それは私のもう一つの剣だ。この剣はあなたの願いを一つだけ叶える救いの剣。立ちたければ剣を持て。」
しぶしぶながら、俺はその剣に触れる。
するといきなり剣が光始めた!
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