プロローグ

7/15
前へ
/34ページ
次へ
「キャー!!」 知り合いの女の叫び声と共に、次から次へと皿やテーブルの壊れる音がギンギンと響く。 この時、俺は何が起こったのか分からなかった。 「と、父さん…?」 当時は親父のことを父さんと呼んでいた。親父と呼ぶようになったのはその時の惨劇故か。 「さあ血のにじむパーティーの時間だ!」 奴はそう言うと、まるで踊るように日本刀みたいな剣を振り回し始めた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加