プロローグ

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奴はあっという間に両親を始め、そこにいた仲間など沢山の人を殺し、残ったのは俺と恋人のジュリアンだけになった。 「逃げるんだ、ジュリアン!」 「嫌だ!あたしも一緒にクロノと死ぬ!」 ジュリアンは俺の言うことを聞かなかった。 「良いから逃げるんだ!!」 と、奴が俺達2人に目をつけた。 「ほぅ、それはお前にとって大切なものか?」 「だからどうした!?」 抵抗するように俺は言った。 「じゃあ死ね!!」 ジュリアンの身体がみるみるうちに紅いモノが広がっていく。
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