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冷たい畳が、まるで体温を奪ってるみたいだな。
だらしなく四肢を投げ出して、仰向けに寝転がったまま俺はそんな事を考えていた。
このままどんどん体の熱を奪われて、知らない内に死んでしまうのもいいかもしれない。
あるいはこのまま眠って、二度と目が覚めないとか。
それとも、もう死んでたり――――?
「……って、あほらし…………」
柄じゃない。
こんな風に悲観的で非現実的な事を考えるのも。うじうじと悩むのも。
死んだ奴の事なんかを考えるのも。
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