ChapterⅠ

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……紹介しようか。 この鬼のような雰囲気、体内のありとあらよる細胞が一斉に危険だと示している真っ赤スーツでスキンの男性。 彼は我が担任、水崎 涼(ミサキ リョウ)。 見ただけでわかる。 てか見なくてもわかる。 ……刃向かったら殺される。 現に1人、今教室に入ってこようとした生徒(男)の存在が消えかけていた。 「まずは……魔力測定だぁ?……中止だ」 ……刃向かおうか。 「水崎氏それは「と、言いたいところだが、お前ら保健室に行け」」 命を救われた気分だ。 聞こえてないようだから、保健室に逃げ込もう。 移動中、クラスの女子生徒に手を握られて案内されかけたのは悲しい過去だ。
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