ChapterⅡ

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ガタッ! 俺の前の人が立ち上がり、教壇に上がろうとするのだが、 ガンッ! バタッ! コケた。 しかも、女子であったがためにスカートが少し浮いて中が……見えなかった。 その子は転んだ時にぶつけた膝を気にしながら、 「え、えっと…… 神田 珠希(カンダ タマキ)、属性は……火です……」 頬を恥ずかしさからか赤く染めながら話した顔には、ちょっとドキッとした。 で、そんな珠希ちゃんの自己紹介が終わり、俺も教壇へ向かう。 ガンッ! 「あっ!!」
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