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第一章 不動不妙
所謂、動かない、考えない、行動を起こさない、という、一般、スポーツ哲学とは、違う、無心不明の構えで、過ごすということです。
大事な一戦を前に、わざわざ、急時に、備えるよりは、普段の毎日の自分を信じて、迷わぬ心、所謂、禅心で、事にあたる。結果は、結果でいい。明日を見つめる心を忘れるな、という、先人からの知恵でも、あると思う。
『一蹴一禅。』
仏様ではないが、身心ともに、戦いを忘れるのも、良い気がする。自己のライフスタイルに沿う形で、オピニョンビジョンを、照らし合わせるのもいいだろう。
困ったら、最初のゴールを思い出すとか、若い頃、どうだったか、太陽は、ギラついてなかったか、とかも、参考になると思う。
『鋼は、水よりも、堅い。しかし、水は、鋼よりも、恵みをもたらす。逆もまた、理なり。』
のような感覚で、ある。
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