三章

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背中に逞しい隆の胸筋と腹筋が密着した。男の持つ熱量が伝導する。 (あれれれれれ~っ) 泉は腰に力が入らなくなった。隆の熱が身体に入り、自分の体内で熱融解が生じた。 (と、蕩ける~) このまま、蕩けたところに何かで蓋をして欲しい。その前にかき混ぜて欲しい。 「よ―――し!!!がんばるぞ~」 隆は泉を手放し、軽く屈伸運動を始める。ヤル気満々だ。跳躍運動を。
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