グランドの色欲魔神

プロローグ

「泉。だめよ。女の子がそんなこと言ったら」

悦子(３？才、ハートマリッジに入会しようかな)が今度はきつく泉をたしなめた。

「泉が賢過ぎるだけだもん！」

隆が自信タップリに主張した。

「ありがとう。隆くん。思いやりのある良い子ね」

「えへへへ」

(なんでこうなるのよ！)

笑顔の母と隆に、憤りを覚える泉であった。