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レイスは遅刻して学園の門をくぐろうとすると誰かに止められた
「君がレイス=アルバニアくんかな?」
「あんたは誰だ?」
レイスは不思議そうに頭を傾げた。
「ぼくは此処の学園長アルフレッド=D=マーシャルだよ。」
「マーシャルだって!?あの四大貴族の?」
レイスは驚き大きな声を出した。
「四大貴族だからってあんまり畏まらないでね。」
「そう言われましても・・」
「まあ、立ち話はなんだから学園長室に行こうか。肩に掴まってね」
「はいっ。」
レイスが肩に捕まると同時にアルフレッドは転移を使った。
視界が一転すると、広く無駄な装飾がなく、本棚や大きな机ソファーしかない部屋についた。
思ったよりも、物を置いてないみたいだ。
「ようこそ魔法学園レイジオンへ」
アルフレッドは手を広げ、レイスを向かい入れた。
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