学園へ

4/12
前へ
/45ページ
次へ
「俺は、どこの学年のクラスに入るんだ?」 ふと疑問に思った。 俺は学園に入るのは聞かされたけど、学年もクラスも聞かさせてないんだ。 アルフレッドはハットして顔になり、レイスに顔を向けた。 「ああ、ごめんね。レイス君は1年S組に編入してもらうね」 「学園長、俺は何時になったら教室に行けるんだ?」 「あぁ、待っててください。今担任の教師を呼んでいますから」 「わかった」 「そうそう君はどこに暮らすんだい?」 「何の話だ?」 俺は何も聞いてないので何の話かサッパリわからないでいた。 「君は何も聞いてないのかい?シーザーには伝えておいたんだけど。学園は全寮制だけど問題ないかい?」 「あぁ問題ないけど…荷物が」 「それならだぶん届いてるよ」 「そうか。」 「あと、君は特待生として編入してもらう」 「特待生か…わかった」 「でもあとで魔力検査しますから」 魔力検査か・・・まあ大丈夫だろう。 それなりに、押さえておけばいいだろう特待生だし。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加