学園へ

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レイスは目をつむり神経を集中して魔力を押さえて一気に開放する まあ、だいたいこんなもんでいいだろう。 俺は、頃合を見計り水晶に手をかざした。 「さすが、特待生だな。」 アンナは、水晶を見て声を漏らした。 水晶に出ている数値は5万。一般的な学生の魔力量を優位に超えている。 うん、上出来だ。 俺は、水晶をみて満足げに頷いた。 「学園長これでいいですか?」 「そうだね。次は属性を調べてみますか?」 属性か・・・ どうするかな 大空は使えないし、雨、雷、雲にするか。 「じゃ、レイス君準備はいいかい?」 「ああ」 俺は、短く答え 水晶に手をかざし、フッと息を漏らした。 水晶には、淡い青、エメラルドグリーン最後に濃い紫が現れた。 「すごいなレイス。希少な大空の七属性を三つか。 雨、雷、雲かさすがは特待生だな。」 アンナは驚き半分、憧れ半分って感じだ。
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