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学園長室から出た俺はまずアンナ先生を探した。
あたりを見回したがアンナ先生の姿が見当たらない。
えっ!?置いってた?
「教室何処かわかんねえよ・・・」
「レイス何をしているサッサと行くぞ!」
レイスは絶望していますと、言わんばかりに地面に手をついて項垂れている。
「ちょっ、アンナ先生待ってくださいよ」
「早くしろ」
はあ~とため息をつきアンナは腕を組みレイスが来るまで待っていた。
「アンナ先生案内お願いします。」
レイスが隣に来たのでアンナは歩き出した。
さっきよりはペースはゆっくりだ
特に話すことがないので二人は教室まで淡々と歩いて行った。
きっ、気まずい・・
どうやって話しかけようと考えていると
「レイス教室についたぞ。私が呼んだら入ってきてくれ。」
そんなに考えていたのか。
ビックリだぜ
教室にアンナが入っていった。
「おーい早く席に座れ!お前らにいい知らせがあるぞ!今日このクラスに編入生がくる」
そうこうしていると、教室からアンナの声が聞こえたかと思うと
教室が騒がしくなった。
「先生男ですか!」とか
「女子ですか!?」とか
「イケメンですか」などの質問が飛び交っていた
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