大空と謳われし者

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「くそ、まだ応援は来ないのか!!…まさか…本部に見捨てられたか?」 隊長がそんなことを言ったため隊員たちの士気が落ち始めた 「まさか…」 「嘘だろ…」 と様々な絶望に満ちた声が聞こえた。 「まだ諦めるな!!」 隊員たちはそう聞こえただがその声の主は見えない すると一人の隊員が叫んだ 「う、うえだ!!!」 その声に従い他の隊員も上を見た そこにいたのはオレンジ色のローブをきた人だった 「まだ諦めるのは早いぞ!! なんせ俺が来たんだからな」 声からして少年の声だろう。ローブで隠れた顔をもし見ることができたら絶対に笑ってるだろう。 その声は戦場には似合わない明るい声をしていた。
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