✨第三話✨

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するとまた水嶋さんが口を開く。 「…彼女、看護婦なんだけど、やっぱり時間も合わないし、忙しかったし、あんまり会えなかったんだよね。そしたらさ、彼女、職場の人に告白されたみたいで。それを俺に相談してくるワケ。」 「え、そうなんですか…」 「そうそう。そんな話されても困るじゃん?」 「止めてもらいたかったんじゃないの?」 あたしはつい彼女の立場になって、敬語も忘れて強気で反論する。 水嶋さんは、一瞬考え込んだ様に黙ってしまった。 「…あー…なるほど…でもそれは女の子の意見かな。男はさ、バカだから、断るのが当然だろ~なんだそれとか思っちゃうわけ。そーゆー微妙な女心とか気づけないんだよね…」 確かに… あたしの過去の恋愛を振り返ってもそうだった。 …それで何回も泣いてきたっけ。
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