✨第三話✨

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「で、聞けば相手は本当に彼女の事好きらしくて。彼女が気を持たせるような事したんじゃないかとか疑ったりもした。もちろん俺なりに彼女を好きだったけど、段々彼女がする話も彼の話が増えてきて、そっけなくなったりしてさ…俺じゃ大事にできないのかなって、自信なくした。そう思ったら、結局またすれ違い。この間の停電のときも話し合ってたんだけど、あの停電でなぁなぁになっちゃったんだよね。そんで落ち込んでた俺をあの日佐藤先輩が誘ってくれたワケ。最初4-4だって聞いてたでしょ?希ちゃんも見た通り、帰りはドアの前で泣きながら、彼女が戻りたいって言い出して…今日も話し合ったんだけど、俺はもう…」 水嶋さんの話が止まる。
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