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…ま、まあいいや。 リーダーはニコニコしながら橙乃と話して。 これがこの人の魅力っちゃあ、魅力なんだよね。 何事にも気負う事が無く。 自分の魅力にちっとも気付いていない、とっても素敵な人。 リーダー、ずっとそのままでいてね?可愛いから。 「…なんか翠羽さん、リーダーの事変な目で見てる。行きましょ、リーダー」 怪訝な目をして。 避難しましょう、なんて言って橙乃がリーダーの肩を抱く。 「ちょちょ、そりゃねえだろ!なんだよ、変な目って!」 誤解すんなよ! リーダーの腕を引っ張って、俺だってたまにはリーダーと居たいだろ! て喚いてたら。 「こら!碧君痛がってるよ!」 すたすた足早に歩いて来た緋ちゃんに怒られた。
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