十三番隊

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執務室。 ルキアは窓を開け放った。 天気がよく爽やかな風が吹き抜ける。 「書類は机の上に置いてくれ」 「へいへい…人使い荒いぜ…」 恋次が面倒臭そうに書類をドスンと置いた。 「ルキア」 恋次が呼んだ。 その声からは何も感じなかった。 感情がないロボットが呼んだようだった。 急に変わった恋次の態度にルキアは少し怪訝に思ったが、「なんだ…?」と弱く答えた。
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