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「え～、新しい学年になって新しい気持ちでこれからスタートしていくわけですが、みなさん気のぬるみなどないように特に３年生はこれから受験の学年に・・・・・～」
「ながい」
おれは体育館の中で校長の話でイライラしながら拓也と輝の背中をみていた。たまに拓也がこっちをみて微笑んでくるのが見えて、なぜだか余計にイライラしていた。
「なんでこってみんだよ」
「では１年生から教室に戻っていきましょう」
「やっとおわった」
俺はやっとイライラから開放されたとホッとしていたら、拓也と輝がこっちに来るのが見えた
「お前らまだ動くなよな。今は一年が動くんだよ」
「いいじゃん別に」
「そうだよ僕は早く翔ちゃんと喋りたかったんだよ」
「まぁいいけど」
おれはふと横に視線をやると１年生がゴチャゴチャしすぎてスムーズに体育館から出れていないのが見えた
「こりゃ、まだ時間かかるな」
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