愛玩人形3

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お皿も、後少しで片付けが終わりそうだった。 「よぉ…。」 いきなり背後から声をかけられ思わず身構えてしまう。 『…ッ!』 「そんな身構えんなって」 『…涼様…』 「派手に割ったなー…」 『申し訳ございません…』 瑠威は昨日の事もあり涼をまっすぐに見れなかった… 『…昨日はすいませんでした…』 「…あー…別にいいけど」 『…』 「お前ん家さ…」 『………ッ!!』 「売却されてんのか?」 『ぇ…売却?』 「今日たまたま帰り道に通ったらあったから見たら紙貼られてたぞ」 『そんな……』 自分が住んでる場所さえも母親は奪っていってしまった…今の瑠威にはなにもなかった… 落ち込んでしまった瑠威を見て涼は… 「行くとこないなら家に住めば?」 .
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