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「チッ……結局何も聞けなかったか。」
『涼…』
「……あ?」
瑠威が出て行った扉にはさっき涼に【飽きた】と言われた女が立っていた。
『さっきの子…誰?』
「…」
『ねぇ…』
「もうお前に関係ない。」
『っ…!』
「早く出てけよ。
欲しい物はあげただろ?」
『涼…!///』
女は涼に抱き付いた。
バシッ…―。
「離せ」
『……ひッ!』
鋭い目で女を見下ろす涼。
女は涼から離れ広場を後にした。
――――――――――
『は……はぁ………』
気がついたら瑠威は家まで戻ってきていた。
『……』
[涼様に悪かったかな…
でも、家の事は…]
『ただいま………ッ!!』
家に入った瑠威は一瞬凍り付いた…。
目の前の光景に絶望した。
『………っ』
家の中は…
瑠威の私物以外何もなかった。
愛玩人形2......End
next......愛玩人形3
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