第一章

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「逃げようとしても無駄ですよ?学校の周りには見張りが沢山いますから。後学校のあらゆる所に武器が隠してあります。有効に使って下さい。今から30分後に放送を鳴らします。それが開始の合図です。それまでは、殺し合いをしないで下さい。もし殺し合いをした人は全力で殺しますから。では、始めましょうか。殺し合いを!!」 この場にいる生徒全員が状況を理解出来ないようで、生徒達は誰1人動こうとしなかった。 「おや?誰も動かないんですか?つまらないですね。しかたない、3分いないにここから出ない人は殺します」 神藤のこの言葉で生徒達が一斉に動き出した。 生徒達が一斉に動き出したことにより、転ける者や、我先にと人を突き飛ばす者がいるせいで、体育館は大変な状態になっていた。               「麻里、将人、俺達も行くぞ」 「おう!!」 「でも、どこに行くの!?」 「俺にもわかんねぇよ。でも、とりあえず行くしかねぇだろう!!」 くそっ!!なんなんだよこれは!!俺は夢でもみてるのかよ。              俺達は他の生徒の間を潜り抜けながら体育館を出た。
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