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「じゃあ、次はあたしね」
麻里は、後ろから一本の刀とスタンガンを出した。
「これ本物か?」
俺は刀を手にとって鞘から抜いた。
「試しにこれでも斬ってみろ」
将人は俺に向かって木の板を投げてきた。
俺は刀を振り上げ、向かってきた木の板に振り下ろした。
すると、木の板は真っ二つに斬れた。
「本物のようだな。それは、龍司が持っとけよ」
「何で俺なんだ?」
俺は首を傾げて聞いた。
「何でってそりゃ~龍司が剣道やってたからだろうが。」
「そういうことか。」
実は俺は、中学生の頃剣道の全国大会で優勝した実力の持ち主なのだ。
「じゃあ、スタンガンは誰が持つの?」
「それは、麻里に持ってもらう。後このファイルもな」
将人は麻里にスタンガンとファイルを渡した。
「将人は何を持つんだ?」
「俺か?俺は、これを持つ」
将人はポケットからあるもの取り出した。
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