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「一番可能性が高いのは、この学校中に監視カメラと盗聴器が仕掛けられている可能性だな」
「たしかにな」
俺達が話していると、近くで銃声が聞こえた。
「!!!」
「誰か近くにいるな。二人とも準備しとけよ」
「ああ」
「うん」
俺達はドアの近くで待ち伏せをした。
するとドアの前に人影が見えた。
俺は手に汗をかいて、その人物が入ってくるのを待っていた。
ドアを開けて入ってきたのは制服を血で汚して包丁を持った少女だった。
まず、俺は少女が持っている包丁を蹴り飛ばし、刀を振り上げ一気に振り下ろした。
しかし、少女に当たる寸前で手が止まってしまった。
「やめて、殺さ・・・ない・・・で」
少女は、泣きながら頼んできた。
「やれ、龍司!!そいつも人を殺してんだ!やらなきゃ俺達がやられるぞ!!」
将人が大声で叫んだ。
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