第一章

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でも、何故だ? 今の俺は普通に少女の死を受け入れられてる。 俺おかしくなったのか? 「龍司暗い顔してどうした?」 「いや、何でもない。でもこれからどうすんだ?」 「とりあえず移動する。さっきの銃声を聞いて誰か来るかも知れないからな」 「わかった。じゃあ、麻里も休ましてやりたいし保健室に行かないか?」 「そうだな」 「麻里歩けそうか?」 俺はまだうずくまっている麻里に近寄って尋ねた。 「大丈夫だよ」 麻里は少し辛そうな顔をしていたけど、俺達に心配かけないようにか大丈夫と言った。 「廊下には誰もいない。いくぞ」 将人は廊下に誰もいない事を確認にして、俺達に合図した。 俺達は周りを気にしながら職員室を後にした。
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