第一章

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「龍司~~今日は入学式でしょ~早く起きなさい」 下から母さんの声が聞こえる。 「ん~~またあの夢か・・・」 俺は重たい身体を無理やり起こし下に降りた。 「母さんおはよー」 俺は目をこすりながら母さんに挨拶した。 「いつまで寝てんのよ。早くしないと入学式遅れちゃうわよ」 「今何時?」 「8時前よ」 「・・・・・・時間ねぇじゃん!!もうちょい早く起こしてくれよ!!」 「何言ってんのよ何回も起こしたわよ」 俺は超マッハで用意し、顔を洗い制服に着替えた。 「ふっ。此処までの時間約5分。なかなかの速さだな」
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